自動車保険金不払い6社38万件で294億円
自動車保険などの損害保険金の不払いをめぐる大手損保6社の最終調査の結果が2007年4月27日出揃い、金融庁に報告しました。それによると大手6社の不払い件数は「約38万1,000件」、不払いの保険金額「約294億円」だったことが分かりました。
各損害保険会社は金融庁の指示で、1件の事故で複数の保険が適用され、他の損保からも保険金が支払われる契約を中心に追加調査したところ、昨年2006年9月末の2回目の調査に比べ、約11万9,000件、約132億円増えた結果となり、3回行われた調査のたびに不払い件数、不払い保険金額が増えるなど、各損害保険会社の体質が悪質だといわれても仕方のない結果となりました。
大手6社は、医療保険など第3分野商品でも計4,885件、約13億円の不払いが判明しており、火災保険料の取りすぎ問題も調査完了までにまだ1年かかる見通しとなっています。
この日、記者会見した損保ジャパンの佐藤正敏社長は、自動車保険の調査だけで三度にわたった理由を「何十年と続いた慣行に固執し、顧客の目線と合っていなかった」と反省し、再発防止に努める考えを強調しました。
損保大手6社の自動車保険金の不払い調査は終わりましたが、外資系や中小損保は調査を続けており、2007年6月末までに金融庁に最終報告を提出し、金融庁は内容を点検し、行政処分を検討することとなります。
| 損保大手6社の自動車保険金不払い額 | |
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・東京海上日動:「84,785件 / 68億5,400万円」
・三井住友海上:「51,486件 / 54億3,300万円」
・あいおい損保:「119,992件 / 51億9,400万円」
・ニッセイ同和:「21,792件 / 44億8,400万円」
・損保ジャパン:「48,495件 / 33億8,300万円」
・日本興亜損保:「62,514件 / 40億9,000万円」
・6社合計:「381,064件 / 294億3,800万円」
【平成19年5月1日・読売新聞より一部抜粋】
大手6社の自動車保険の保険金不払いの調査結果がやっと終了し、その結果、不払い件数、保険金の不払い金額とも、想像を絶するものとなっていますね。
高い自動車保険の保険料を支払って、保険金の支払い対象となる事故等を起こしても、保険金の支払いを渋るケースが私たちが思っていた以上に多かったんですから、怒りを覚えます。
保障内容を複雑化した結果がこの保険金不払いのもっとも大きな要因ですので、今後は各損害保険会社とも、保障内容を簡素化すると思いますが、それよりもまずは信頼をどのように回復していくのか、注目していきたいですね。
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