カウント事故・1等級ダウン事故(旧等級据え置き事故)・ノーカウント事故

事故を起こしたからといって必ずしも翌年の自動車保険のノンフリート等級が下がるわけではなく、無事故と同様に翌年の等級が1つ上がる事故もあります。
◎カウント事故(3等級ダウン事故)
翌年の等級が3段階下がる事故。
◎1等級ダウン事故(旧等級据え置き事故)
翌年の等級が1段階下がる事故。
◎ノーカウント事故
翌年の等級には影響がなく、無事故と同様に等級が1つ上がる事故。
具体的に、「カウント事故(3等級ダウン事故)・1等級ダウン事故・ノーカウント事故」は以下の事故が該当します。
※2012年10月より始まった新しいノンフリート等級別料率制度において(保険会社によって導入時期は異なる)、従来までの等級据え置き事故が、1等級ダウン事故に変わっていますが、2012年10月以降も、1等級ダウン事故を導入せず、従来通りの等級据え置き事故を扱う保険会社もあります。
ノンフリート等級が上がる?据え置き?下がる? | |
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◎カウント事故(1件につき翌年の等級が3つ下がる)
「1等級ダウン事故・ノーカウント事故」以外の事故は、基本的に「カウント事故(3等級ダウン事故)」となり、1件につき翌年の等級が3つ下がることとなります。
具体的には以下の保険金が支払われる事故は「カウント事故」となります。
・対人賠償保険
・対物賠償保険
・自損事故保険(特約)
・車両保険(等級据え置き事故は除く)
など・・・
※1年間に2度、3等級ダウン事故を起こせば、翌年は6等級下がります。
◎1等級ダウン事故(翌年の等級は1等級下がる)
車両保険(身の回り品担保特約)のうち、以下に該当する事故の場合は1等級ダウン事故となり、翌年のノンフリート等級は1等級下がります。
◎火災、爆発、窓ガラス破損(飛来、落下物以外の他物との衝突・接触は除く)
◎盗難、落書き
◎騒じょう、労働争議に伴う暴動行為や破壊行為
◎台風、竜巻、洪水、高潮
◎飛来、落下物との衝突
◎ノーカウント事故(翌年の等級が1つ上がる)
以下の保険金が支払われる事故は「ノーカウント事故」となり、無事故と同様に翌年のノンフリート等級は1つ上がります。
・無保険車傷害保険(特約)
・搭乗者傷害保険
・人身傷害補償担保特約(人身傷害補償保険)
・弁護士費用特約
・ファミリーバイク特約
・代車費用担保特約
・身の回り品担保特約(携行品損害担保特約)
・ペット搭乗中担保特約
・形成手術費用担保特約
など・・・
※ノーカウント事故が1年に複数回あっても翌年のノンフリート等級は1つ上がります。
※無料ロードサービス(タイヤのパンク交換など)を利用しても基本的にノンフリート等級には影響ありません。
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